【体験記】ギャンブル依存の渦中で気づいたこと
パチスロを「やりきって後悔」したからこそ入店制限を出せた話
この記事の目的と想定読者
この記事は、
パチンコ・パチスロがやめられない人
ギャンブル依存かもしれないと不安を感じている人
に向けた実体験の記録です。
・借金をしている
・年収は上がったのにお金が残らない
・「一発逆転」より「ゲーム性」を理由に通っている
こうした状態に、心当たりがある人の参考になればと思い書いています。
ギャンブル依存は「お金」より先に心に出る
ギャンブル依存というと、
「借金」「破産」「多額の損失」というイメージが先行しがちです。
しかし実際には、
心の違和感の方が先に現れます。
・楽しいはずなのに疲れる
・負けているのにやめられない
・行きたくないのに行きたい
この矛盾が出始めたら、すでに黄色信号だと感じました。
年収が上がったのに、なぜパチスロで使う金額が増えたのか
家計簿とパチスロの収支を見直して、はっきり分かったことがあります。
年収アップによって増えた可処分所得を、
ほぼそのままパチスロに溶かしていたという事実です。
もし使っていなければ、
・PayPay銀行の借入
・ナッジカード
これらは完済できていました。
「収入が増えた=余裕ができた」ではなく、
「使っていい理由が増えただけ」だったのです。
行きたいのに楽しくない|パチスロ中に起きていた異変
実際にホールで打っていた時、こんな状態でした。
・取り返したい気持ちはそこまで強くない
・でも奇跡的な連チャンは体験したい
・ゲーム性を味わいたいという理由を自分に言い聞かせる
一方で、
全くリラックスできていない。
「自分がやりたくて来たんだから我慢する」
この思考が出ている時点で、娯楽ではありませんでした。
お金の喪失よりも苦しかった「ホールの空気」
印象的だったのは、隣の客の行動です。
・強く台を叩く
・常に貧乏ゆすりをしている
・周囲が見えないほど没入している
それを見て、
「醜い」「嫌だ」と感じてしまいました。
そして次に浮かんだのが、
「自分も同じ場所に座っている」という事実。
この感覚は、かなり強烈でした。
正論では止まれなかった理由
後日、妻から言われました。
「だったら昨日、行かずに入店制限出せばよかったんじゃない?」
正論です。
でも、その時は無理でした。
なぜなら、
気持ちが追いついていなかったから。
頭で理解することと、
行動を変えられることは別物です。
やりきった後悔が意思決定を助けた
結果的に、やりきった後悔があったからこそ、入店制限を出せました。
これは「失敗してよかった」という話ではありません。
ただ、
・もう言い訳できない
・ここが限界だと腹落ちした
この状態になったことが、
行動を変える決定打になりました。
入店制限(自己申告プログラム)を実際に出してみた結果
入店制限の手続きは、想像以上に重たいものでした。
・本人確認が厳しい
・時間がかかる
・防犯カメラでの顔認証
・周囲の目が気になる
それでも提出後、はっきり変化がありました。
「行けない」という事実が、迷いを消してくれたのです。
ドーパミンは「打つ」以外でも出る
不思議なことに、
入店制限を出した直後から衝動が弱まりました。
これは後から知ったのですが、
自分を守る行動でも脳は報酬を出します。
・打った時だけドーパミンが出る
・やめる=苦痛
この思い込みは、事実ではありませんでした。
配偶者との温度差と向き合う
妻は「適度ならいい」と言います。
それは一般論として正しいです。
ただ、自分の場合は違いました。
・回数が増えている
・使う金額が増えている
・歯止めが効かない
この現実を認めることが、回復の第一歩でした。
同じ状況にいる人へ伝えたい現実的な対処法
今すぐできることは、意外とシンプルです。
・財布やキャッシュカードを物理的に隔離する
・家計管理を一時的に他人に任せる
・判断しない期間を作る
・「やめる理由」を考えない
意思ではなく、環境で止める。
これは本当に効果があります。
まとめ:回復は一直線じゃなくていい
ギャンブル依存からの回復は、
きれいな一本道ではありません。
後悔 → 行動 → また揺れる
この繰り返しの中で、少しずつ前に進みます。
もし今、
「自分はもうダメだ」と思っているなら。
それは、気づけている証拠です。
この記事が、
誰かの「踏みとどまる材料」になれば幸いです。




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